Tsumugu
生まれ育った御所市朝町にある、祖父が残したレース工場跡地にて、曽祖父や祖父が残してくれたレースや家具、 家をリメイクし、”カフェを通して人の想いを紡いでいく新たな空間をつくりたい。 受け継いだ歴史を、また新しい歴史として紡いでいきたい。”と思いカフェをオープンしました。
ひとりでも多くの方にTsumuguの想いを伝えます。
曽祖父が昭和初期、スイスから直接買い付けた編み機でレース生地を作り、日本の輸出産品に育てました。その残された一部をカフェで使用しています。レースに触れると、人のあたたかさとそこにあった歴史を感じられます。
バイトリーダーのシロさん。草刈り隊としてやって来た日から、共に過ごして随分と経ちました。身体も大きくパワフルだけど、お願いされると断れない、心はとっても優しいオジサン。
新入りアルバイトのつむぎちゃん。先輩ヤギのシロさんに指導を受けながら日々成長しています。人懐っこく、甘え上手。一瞬でみんなを虜にしてしまうスーパーアイドル。
Tsumugu Story
人を紡ぐ
人とかかわることの幸せも、辛さも知ったからこそ、伝えたいことがある。これまでの人との出会い、これからの人との出会いの中で私たちはかけがえのない経験を蓄積していく。誰もが居心地の良い空間である根源には、必ず人のあたたかさがあります。
経験を紡ぐ
これまで生きてきた環境で経験してきたことが、カフェという形で私自身を表現しているように、今後も誰かにとっての経験の場でありたい。いつ思い返しても活力の源である場を目指しています。
歴史を紡ぐ
糸を紡いできた先祖の意思を継ぎ、そのバトンを次につなぐため、今日も誰かと出会い新たな経験を紡いでいく。たくさんの人と紡ぎ合い、奈良県御所市にまた新たな歴史の1つになりたい。
Tsumuguには、こだわりがあります。
幼少の頃、祖父に連れられイギリスのビッグベンに行った時のこと。エレベーター待ちをしていると、目の前に現れた”美しいターコイズ色のベレー帽”を被った、現地の青い目の男の子が衝撃的にカッコよく、幼い心の記憶に焼き付き、その頃から海外に憧れ何度も出向きました。
その記憶からシンボルとしてベレー帽をTsumuguのロゴマークにしました。”異文化との出会い”という原体験が私の価値観をここまで育ててくれました。
御所市にまるで海外のような多様性ある空間をつくる。いろんな価値観が交わり新たな価値が生まれていく。そんな未来を目指しています。
Tsumugu オーナー 麻畠 淑示
©︎ 2022 Tsumugu